会長挨拶
何事も意識を常に外に向けて行動しよう！
柏崎青年工業クラブ、第51代会長を務めさせていただきます株式会社フクエ精機の福山英人と申します。
昨年度、柏崎青年工業クラブは創立50周年という大きな節目を迎えました。周年事業を行うにあたり、ご理解、ご協力賜りました関係者の皆様、そしてOB会員の皆様、心より厚く御礼申し上げます。
新型コロナウイルス感染症の発生から早3年半が経とうとしています。この間、世界経済が大きく減速してしまいましたが、新型コロナウイルスも「5類」に引き下げられ、ようやくコロナ前の生活を取り戻しつつあります。
しかし明るい兆しがある反面、昨年から続いているウクライナ侵攻が、原材料や光熱費の高騰に大きく影響を与えています。また半導体不足による影響も依然大きく、製造業を営む私たちにとって、まだまだ不安要素が多く、先の不透明感が拭えません。
そこで今年度は「何事も意識を常に外に向けて行動しよう！」をスローガンに掲げました。 私たちを取り巻く世の中の情勢は、驚くべき速さで変化しています。コロナ禍を生きていく中で「リモートワーク」が普及し、「物理的な距離感」というものがコロナ前に比べ、圧倒的に縮まっています。この事により、競合他社の動向がさらに活発化していると実感しております。
自社の経営に関しても、既存の客先の売り上げで常に安定した生活を送ることが出来れば、それに越したことはありません。しかし状況は常に変わっていきます。
一度目線を外に向け、自社のレベルを再度確認する事も今後、自社の経営を守っていく上で、重要だと考えます。外に出て、そして肌に感じた刺激が、自社の技術のスキルアップ、または新しい分野に挑戦するキッカケに繋がると信じています。
今年度は、これまで諸先輩が築いてこられたこの柏崎青年工業クラブが、55周年、60周年、そして100周年へ向かっていくためのスタートの年になります。自社から一歩外に出て、外からの情報を現役会員みんなで共有・体感することで、お互いを刺激しあい会員間の親睦を深められる。今年度はそんな足固めの年にしていきたいと思っております。
一年間、微力ではありますが、精一杯頑張っていきたいと思います。皆様、ご指導ご鞭撻の程、宜しくお願いいたします。
第51期 柏崎青年工業クラブ会長 福山 英人
